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【視能訓練士】国家試験の勉強法|テキストはこれでOK!失敗しないための国家試験対策【まとめ】

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こんにちは。
小さなクリニックで視能訓練士をしています、りぢーです ☺︎

視能訓練士の国家試験に合格するためにはどんな勉強をすればいいんだろう…
出題傾向が知りたいなあ…

国家試験は1年に1度の大事な試験。
自分の将来にも関わってくるため、なんとしても合格を勝ち取りたいですよね。
この記事では国家試験に不安を抱えているあなたに万年落ちこぼれのわたしでも合格できた視能訓練士の国家試験対策とその勉強法 について下記の順でお話しします。

①絶対に必須!用意すべきテキスト
②出題分野まとめ
③合格するためにやった勉強法

学校によっては期末試験や学内・学外実習、就職活動と大忙しかもしれません。

確実に一発合格したい!という方はぜひ読んでみてください。

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①一発合格したいなら即入手!用意すべきテキスト

 

国家試験に一発で合格したいならテキスト選びは重要です。
試験に向けて勉強すると決めたら真っ先に手に入れてほしいのがこちらの本。

視能学は視能訓練士を目指す者のバイブル本なので、どの学校でも高頻度で教科書として活用されることが多いです。
その理由は国家試験の問題はこの視能学を基につくられているから
つまり、視能学を攻略さえすれば国家試験は確実に突破できると言っても過言ではないでしょう。

しかしながらこの視能学、500ページを超える情報量と分厚い見た目のため、内容すべてを頭に入れて試験に臨むのは至難の業…。

国家試験に一発合格するためには視能学を使いつつ、別のテキストでも対策をしましょう。

視能学とぜひとも併用してほしいのがこちらの【視能訓練士セルフアセスメント】。

過去の試験問題である第43回(2013年/平成25年)から第48回(2018年/平成30年)の5年分(試験6回分)が一冊にまとめられています

問題だけではなく解説がついているのでどこがどう間違っているのかを一つずつ確認できる一冊です。

全問題は出題分野別にまとめられています。

国家試験問題の第43回【問1】から順に掲載、というわけではないので初めてテキストを開いた方は混乱してしまうかもしれませんが、出題傾向とポイントを抑えることができる国家試験のための攻略本になります。

ちなみにこちらのセルフアセスメントは2019年に発売されました。
旧版は国家試験の第21回から第42回の約20年分をまとめた問題集になりますが、問題が昔すぎて今では取り扱いのない分野も存在します。

とりあえずは過去5年分の問題を繰り返し解き、直近の出題傾向を抑えることから始めましょう。
余裕のある方は旧版でも対策をしておくと、より一層出題傾向が明確になるので良いかもしれません。

注意!

2024年(令和6年)現在までに視能訓練士国家試験は第54回まで実施されています。上記で紹介したセルフアセスメントでは第49回(2019年/令和元年)以降は掲載がありません。別冊の試験問題集を購入するか、厚生労働省のホームページにて試験問題をダウンロードし個別で解答・正答を導き出す必要があります。現時点(2024年5月)では別冊販売されているのが第49回のみになるので、第50回以降は各自で解答し、正答の理由をまとめ、繰り返し問題を解くことをおススメします。

ここまでの参考書・問題集を下記にまとめました。
また試験に一発合格!を手助けしてくれそうな最新の問題集についてもまとめましたのでぜひとも確認してみてください。
あなたの試験勉強のお役に立てますように✧

☑視能学

小林義治 (編集), 松岡久美子 (編集), 臼井千惠 (編集), 岡 真由美 (編集)

☑セルフアセスメント

☑第49回問題集

☑おススメ問題集
こちらは2023年2月発売の比較的新しい問題集になります。
視能学第3版にも完全対応、赤チェックシートつきで繰り返し試験対策できるので、買って損はない一冊です。

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☑厚生労働省のホームページより【視能訓練士国家試験問題と解答】
厚生労働省のホームページからでも過去の試験問題を見ることができます。
残念ながら解説までは載っていませんが、試験問題の把握をしておくのも大事な勉強なので、目を通しておくと良いでしょう。

第43回 】【 第44回 】【 第45回
第46回 】【 第47回 】【 第48回
第49回 】【 第50回 】【 第51回
第52回 】【 第53回 】【 第54回

視能訓練士セルフアセスメントは第43回~第48回の問題集では一冊13,200円です。
第45回~第48回においては単冊での販売もあります。(一冊1,650円)
中には購入せずに厚生労働省のホームページにて過去問を印刷して対策をする方もいらっしゃいますが、国家試験が不合格になってしまえば国試浪人として資格を持たない空白の1年間を過ごすことになってしまいます。
そんな悲しい結果にならないためにも、上記のテキストをどれか1つでも購入しておくことを強くおススメします。

②出題分野まとめ

 

出題分野は大きく分けて5つあります。

1.基礎医学大要
2.基礎視能矯正学
3.視能検査学
4.視能障害学
5.視能訓練学

1つずつ見ていきましょう。

1.基礎医学大要

 

この分野では人体の構造や機能面、心身の発達・加齢などを問われます。

たとえば神経伝達物質はなにか、小児の正常な発達について解答できるか、筋とその支配神経は正しい組み合わせが選択できるかなどが出題される傾向にあります。

他には遺伝子の問題や患者さんの対応などリハビリテーションの分野も出題されるので教科書で確認しておきましょう。

出題数としてはだいたい20~25問ほどになります。

2.基礎視能矯正学

 

この分野では両眼視機能と眼球運動の関係、視野障害や色覚・電気生理などの視覚生理学、生理光学の問題が出題されます。

たとえば右眼下直筋のともむき筋はなにか、疾患と視野障害の正しい組み合わせはどれか、検影法の計算などが挙げられます。

特に生理光学は計算問題になるので苦手な方が多いと思われますが、出題数が多いのでやらないわけにはいきません。

同様に視覚生理光学も出題数が多いので、一緒に対策をしましょう。

問題数は全体で30問ほどになります。

3.視能検査学

 

この分野では眼科で行う検査と扱う点眼液について出題されます。

たとえば点眼麻酔を必要とする涙液検査は何か、OCTとはどんな器械か、薬の作用は何かなどの問題になります。

出題数は変動がありますがだいたい20問ほどです。

4.視能障害学

 

この分野では眼疾病学といって主に眼の病気について問われます。

角膜(眼の表面)から眼瞼、隅角、水晶体、網膜、眼底、膠原病から発症する眼・全身症状などを写真を見ながら解答したりします。

出題数が多く25問前後になるので要対策すべき分野になります。

5.視能訓練学

 

この分野は視能訓練士になるために必要な専門知識をこれでもかというほど問われます。

斜視の型(内斜視・外斜視、上下斜視など)、斜視検査、斜視治療、斜視手術、頭位異常など斜視について問われるのはもちろん弱視やロービジョンについても盛りだくさんに出題されます。

出題数は50問前後です。
まさにメインとなる分野なのでしっかり押さえておきましょう

③合格するためにやった勉強法

 

ここではわたしの勉強法についてお話しします。

まずは当時のわたしの成績レベルは以下の通りです。

・成績は下から数えた方が早い
・あまりにも学内試験の結果が良くないことから就職活動ストップ
・そもそも卒業できるかできないかの瀬戸際ライン

まさに崖っぷちでしたが結果として国家試験は8割超えで合格、無事学内試験も通過し卒業、年内に内定、と悲しい結果にならずにすみました。

以下に落ちこぼれだったわたしの勉強法をご紹介します。
勉強の仕方がイマイチわからない…という方の参考になれば嬉しいです。

ひたすら問題を解きまくる

 

わたしの場合、圧倒的に勉強量が足りていませんでした。

なのでセルフアセスメントや厚生労働省のホームページにある国家試験問題をコピーして、試験問題1回分を何度も何度も解きまくりました。

しかしながら国家試験問題は選択なのでわからなくてもたまたま正解してしまった、何度も解いてるうちに解答を覚えてしまった、なんてことがよくあります。

それでは全く意味がありません。

なので他の選択肢がどうして正解(or不正解)なのかを書き出すことから始めました。
選択肢に出てきた疾患名やその特徴について満遍なく調べて勉強ノートに書きこむ。
試験1回分が全て理解できるようになったら次の回へ進む、そんな勉強法を繰り返しました。

同じような設問や同じ疾患が何度も出題されることが多いので追加でノートに記入したり、分からなければ印をつけて後日誰かに訊く作業を徹底的に行いました。

生理光学のような計算系が特に苦手で、担当教諭のところに何度も質問に行ったり友人に教えてもらったりすることで大まかに理解し、徐々に解けるようになりました。

分からないことは恥ずかしいことでもなんでもないので、信頼できる人に聞きに行く。
恥やプライドを捨てて死に物狂いでやる。

当時を振り返るとこれが一番大切なことだと感じるので、考えても答えが出ないときは即質問しに行くことをおススメします。

苦手分野をまとめたノートを作る

 

繰り返し問題を解いていると自分の得意(になった)分野とまだまだ苦手と感じる分野がはっきりしてきます。

そこで、繰り返し間違えた問題には印をつけて別冊のノートにまとめます

どこをどう間違えたのか。計算が合わないのはなぜなんだろう。

また試験直前になると気持ちが落ち着かず、参考書やテキストをあれも、これも、と片っ端からみたりしていませんか?

苦手ノートを作っておけば自分がいつも間違えてしまうところや曖昧になっている疾患の特徴がノートを見るだけで把握できるので直前の試験対策に大変役に立ちます。

本番の試験のように問1から順番に解くのでももちろん問題はありませんが、分野別に区切られているセルフアセスメントの活用により、不得意な分野に焦点をあてて集中的に問題を取り組めることが可能なのでお勧めです。

ぜひお試しください♪

勉強法【まとめ】

☑ まずは国家試験問題を1回分解く。
→あとは繰り返し作業!(作業といってもちゃんと頭に叩き込んでいます)
☑ わからないことは質問しよう。
→"難しすぎてどこがわからないのかわからない!"という方も一応問題を解きましょう。
自分なりの"わからない"をある程度はっきりさせてから質問するのが相手に対する礼儀です。
☑ 苦手分野をまとめたノートを作ろう!
→問題を解いてみたけれど頭に入らない!って方は間違えた問題をピックアップするだけでもいいからやってみよう!

おわり

 

"年に1度しか受験のチャンスがない"と聞くとなかなか緊張します。
ですがご紹介した問題集や参考書にコツコツ取り組むことで、必ず結果はついてきます。
ひとりでも多くの方が国家試験に一発合格し、視能訓練士として活躍できる日を迎えられますように。
応援しています!
りぢーでした。

 

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