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【体験談】自転車通勤中に事故!失敗から学んだ対応マニュアル【まとめ】

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こんにちは、りぢーです。
2024年3月、自転車通勤中に事故を起こしました。
転職してから約4年。
前職を含めると社会人になってからの自転車通勤歴は約8年になります。
そんななか起こしてしまった初めての接触事故。
事故に至った経緯とその後の対応について綴ります。

自転車に乗るすべての方の参考になれば幸いです。

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朝8:30、事故発生

2024年の3月。
通い慣れた通勤路で事故を起こしました。

見通しの良い歩道で、なぜ?

事故現場となった通勤路ですが、視界は良好。
塀があって見づらい、とか、すれ違える幅がないから一方通行、などの欠点なし。
その日の天気は曇りで比較的運転しやすい気候でした。
後に警察と現場検証をすることになりますがその際に「こんなに見通しが良いのに…何で事故ったの?」と警察官にも聞かれました。
なぜ事故を起こしてしまったのか。
その原因は被っていた帽子にあります。
日焼けをしまいとつばが大きめの帽子をネットでポチり使っていました。
つばが大きい分前が見えにくかったり、走行中の衝撃で帽子が下に落ちてきて視界が塞がったりと以前からやや不便さを感じてはいました。が「日焼けしたくないし…仕方ないよね」を理由にしていた結果が最悪の事態を招きます。

事故直前の「危ない!」と直後の「ふざけんな!」

事故直前、見通しの良い道路をまっすぐ走行。
しかし段差により帽子が下に下がり前が全く見えない状況になりました。
帽子を直そうと片手で持ち上げた瞬間、前から聞こえた「危ない!」という叫び声。
直後ぶつかった衝撃で転倒。
左足に激痛、視界にはコンクリートと散乱した自分の荷物。
しかしながら前が見えていなかったため、何が起こったのか、何にぶつかったのか全く分かりませんでした。
その後男性の声で「ちゃんと前みろよ!ふざけんな!」と言われたような気がします。
転倒し混乱しているなか「すみません」と謝罪し、荷物をかき集め、倒れた自転車を元に戻している間に相手は去ったのか、見当たりませんでした。

恥ずかしさと遅刻を恐れ「早く行かなくちゃ」

まず接触事故を起こしたら何をすべきか。
車を運転する人ならご存知かと思います。
しかし、事故直後は冷静な判断ができませんでした。

足痛いなあ… 相手が普通に去って行ったってことは負傷したのは自分だけだろう
それよりもこんな車通りの激しい道で倒れてるなんて恥ずかしい、早く去りたい
てか仕事に間に合わない

そんなことを考え、左足に痛みを感じつつ、起こした事故はそっちのけで出勤しました。

病院受診、曲がらない脚

時間通りに出勤できたものの、職場に到着後に足が曲がらないことが判明。
そのまま病院に直行することになりました。
激痛、足が曲がらないことからもしかして骨折!?と心配でしたが診断名は「打撲」。
レントゲン、念のためMRIも撮って異常なし。
打撲にしては真紫に腫れ上がり、出血もありと散々でした(笑)
通勤時のケガということで労災が降りる!と喜んでいたのも束の間、労災を受けるためには事故証明書が必要とのことで…。
その日の夜に警察に連絡、後日現場検証をしました。

後日に警察官と現場検証

現場検証当日

現場検証は事故発生から数日後の昼過ぎに行われました。
事故現場に集合で、乗っていた自転車と身分証を持参。
警察官が2名、事故処理車に乗って来てくれました。
(事故処理車を間近で見るの初めてだったし何よりも目立つから恥ずかしかった…)
実際の自転車の写真を撮ったり、事故が起こった経緯を事細かに事情聴取したり、近くに防犯カメラがないか確認したり。
忙しいのに仕事を増やして本当にすみませんと心の中で全力で謝り。
現場検証は30分ほどで終わりました。

警察官にこっぴどく叱られる

現場検証の終盤、警察官に「どうして事故直後、その場で連絡しなかったんですか」と問い詰められ。
相手がいなくなったし、ケガしているの自分だし、大丈夫かなと思って…と答える厳しく叱責されました。

もし去った相手が(現場に)戻ってきて、"ひき逃げされました"って通報があったら、あなたはひき逃げ犯になりますよ
今回の相手が、子どもでも同じような対応を取りますか?"僕大丈夫です"って言われて普通に去って行ったら、引き留めて学校なり親御さんなり連絡するでしょう?同じことですよ?

この言葉を聞いて、自分がいかに無知だったかを思い知らされました。
車の場合は事故を起こしたら何かしらの行動を取る。
素知らぬ顔して去れば当て逃げ事件など大きな問題になりかねない。
それは自転車でも同じことなんだ、と。

事故を起こしてしまったら… その後にやるべきこと

まずは落ち着く

当事者となり痛感しましたが、事故直後は冷静な判断が難しくなります。
まさか自分が… どうしよう…とパニックになりますし、自分がケガをしていれば痛みで他のことを考えている余裕がなくなります。
しかしながら、事故となれば誰でも驚いたりパニックになったりするもの。
そういうものだと思えば、案外冷静さを取り戻せるかもしれません。

対処法

✓深呼吸をする
深呼吸をして自分を落ち着かせることが重要です。

心拍数を落ち着かせることで、冷静な対応がしやすくなります。

✓自分と周囲の安全を確保
自分がケガをしていなければ、自分が今どこにいるのか確認しましょう。周囲を見渡し、安全確保に努めます。転倒をして道路にはみ出してしまった、なんて場合は危険なので速やかに歩道などに移動します。相手がいる場合も安全を確認し、必要であれば一緒に一時避難しましょう。

相手の確認とケガのチェック

一呼吸をおいて少し冷静さを取り戻したら、次に確認すべきことは「自分や相手にケガはないか」です。
ケガの具合によっては命に関わるため、迅速な対応が求められます。
相手は倒れているけれど自分は元気だから…とその場を去ってしまわないように。
怖くて逃げたくなる気持ちも分かりますが、絶対にやめましょう。

対処法

✓自分自身のケガを確認
まず、自分にケガがないかを確認します。

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血が出ていないか、痛みがある場所はないか、動けるかどうかをチェックします。

✓相手の状態を確認
相手がいる場合、相手のケガの有無も確認します。

もし相手が動けない、痛みを訴えるなどの症状がある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

✓応急処置をする
軽いケガであれば、自分や相手に対して応急処置を行います。

しかし、判断ができない場合には医療者に任せるのも方法の一つ。

この場合も、迷ったらすぐに救急車を呼びましょう。

警察への連絡は必須!

事故が軽微だと感じても、警察に連絡することは法的に重要です。
自分も相手もケガしていないし…
お互い大丈夫そうに見えるし…
大事にしたくないし…
大袈裟な、と思うかもしれませんが、警察が介入してくれることで後々のトラブル回避に繋がることもあります。
もしも相手がその場から立ち去ってしまった場合も、警察に連絡しましょう。
たとえ一人だとしても「警察に連絡をした」という事実が非常に大事だからです。

対処法

✓警察に電話する
速やかに警察へ連絡します

110番に電話をかけ、事故の場所、相手の有無、ケガの状況を伝えます。

たとえ軽い接触事故でも、必ず報告するようにしましょう。

✓事故の詳細を説明する
警察が現場に到着したら、事故の経緯を正確に説明します。

嘘をつかず、正確に状況を伝えることが大切です。

✓事故証明書をもらう
警察が事故証明書を発行してくれるので、必ず受け取りましょう。

事故証明書は労災申請や保険の手続きに必要になります。

後のトラブル回避にも役立つため大切に保管しましょう。

事故現場の状況を記録しよう

警察または救急車の到着を待っている間にやるべきことがあります。
それは事故後の証拠を残すこと
時間が経つにつれたとえばタイヤ痕が消えてしまったり、雨が降って地面の状態が変わってしまったりと実際の事故現場の状況がわかりにくくなってしまいます。
到着次第、警察も現場検証や事情聴取をしてくれます。
しかしながら事故が起きたらできるだけ早い段階で、自分でも証拠を記録しておくとトラブル時に役立つかもしれません。

対処法

✓事故現場の写真を撮る
スマートフォンなどを使って、事故現場の写真を撮ります。
自転車や相手の車両の損傷部分、事故が起きた場所の状況(信号や標識、道路の状態)をできるだけ多く撮影しましょう。

✓相手の連絡先と保険情報を交換
事故相手がいる場合は、相手の連絡先(名前、電話番号、住所など)や保険の情報を交換します。
自転車と車の接触事故の場合は相手の車両のナンバーも忘れずに。

✓第三者の目撃者を探す
目撃者がいる場合、その人の連絡先も控えておくと後々の証言に役立つことがあります。
できるだけ多くの証拠を集めておくことが重要です。

保険の確認と連絡

自転車通勤をしている場合でも、万が一の事故に備えて保険に加入していることが一般的です。
事故後には、保険会社に連絡して手続きを進める必要があります。

対処法

✓自分の保険を確認する
まず、自分がどの保険に加入しているかを確認します。
自転車保険や、自動車保険に特約として含まれていることが多いので、契約内容を見直します。

✓保険会社に事故の報告をする
加入している保険会社に、速やかに事故の報告をします。
保険会社が求める情報(事故の状況、相手の情報、警察の事故証明書など)を伝える必要があります。

✓保険会社とのやり取りのコツ
保険会社とのやり取りは、できるだけ詳細に行いましょう。
必要な書類や証拠を早めに揃え、スムーズに手続きが進むように心がけます。
保険の支払いについても、疑問があればすぐに確認するようにしましょう。

もしも…に備えて準備をしておこう

今回通勤途中のケガということで労災申請ができ、治療費は一切かかりませんでした。
事故を起こして4ヶ月くらいは外傷部を押すとまだ痛みがあって、一生このまま…?と心配にしていましたがそれも徐々に軽快してきました。
また現場検証時に警察官から「同様の被害届けがあれば連絡します」とのことでしたが、未だに連絡はありません。
お相手はケガしてないってことかな…と少しだけホッとしました。
(全歩不注意でこちらが悪いんだけど、倒れたの私だけだったし)

自転車に乗るようになって保険に入りましたが、入っておいて正解だったなあと。
おかげで保険請求できました。
月々数百円の自転車保険
その数百円がもったいないように思われがちですが、万が一事故を起こして相手にケガをさせてしまった、治療費をこちらが負担しなければならなくなった際にこの数百円の保険に入っていたかいなかったかで事故後の明暗が大きく左右されるのだと再認識できた良い機会になりました。
自転車に乗る方はぜひとも加入をすることを強くおススメします。
そして自転車に乗る方も乗らない方も、すべての人が事故に遭わない、起こさない世の中になってほしいと願います。
毎日、安全運転を心掛けよう。
きょうも健康に過ごせますように。りぢーでした。

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